2008年10月20日月曜日

グループ生産方式とは

1.多品種変量のモノを加工する「現場」にたいして適切な加工指示(=計画)を提供する仕事を支援するシステムである。

2.多品種変量のモノには概ね次のような特徴があるとみなすシステムである。

(1)PQ分析(加工対象品を特定期間における要求量を大きい順に並べること)を行うとアイテム(品種)数の20%未満の加工対象品が概ね全体の80以上を占める。

(2)加工にはネックが存在する。たとえば段取時間などである。

(3)ネックには、ある特定の特性が存在する。たとえば、段取時間というネックは「材料」という特性に左右される。さらに、材料という特性を分解すると、材料の外径や材質(材料の成分)などに分けられ、たとえば材料の外径が最もネックを左右する特性だという具合に特定できる。