2008年10月18日土曜日

NK2グループ生産方式の前に-その3

「売れたらつくる」方式がなぜ現実に出来たのか。

1.超シンプルな仕組みで自由度が高い。


(1)製品ごとに在庫の基準を大まかに決めておく
(2)製品ごとに在庫数(完成品+仕掛)を登録しておく
(3)製品ごとに在庫数から毎日「①売れたら引く②つくったら足す」を計算する
(4)在庫数が基準より小さくなったら、パソコン画面に上でその製品に赤ランプを点灯させる。
(5)現場は赤ランプが点灯した製品とその材料寸法などの情報を画面でみて加工順序と量を決める。
(6)時には、赤ランプが点いていない製品でも「赤ランプ」の点いた製品の「ついで」に一緒に加工することも認めらている。
(7)現場が加工した製品の種類と量は毎日現場が現場でデータを入力して在庫に反映させる。